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    ■ 美術品の上手な買い方

美術品の価格は公定価格でなく、株式相場と同様、変動相場価格ですので過去、
現在、未来において同一価格とはなりません。不況時代の今は、安値ですので   
お買い得の時期といえます。                                                                     
やがて経済が好転し、美術市場が活況を呈してきますとお手持ちの作品の資産  
価値が上昇してき、預金金利みたいに値上がりが期待出来る楽しみもあります。


  【1】その為には"美術品は出来るだけ安く購入する"努力が必要とされます。


◆ 《オークション会社の場合》
[長 所]
[1] オークション開催前に下見会などがあり、出品作品が一同に展覧され、オークション
     参加者は事前に商品を下見、検分出来る。
[2] 世界中のコレクターなどから出品作品が集まるので珍品、名品が数多く集まる場合
     がある。
 
[短 所]
[1] オークションで購入された商品は品物が本物でなくても、購入されたお客様は購入時
     の表示に本物と明示されていなかった場合はオークション会社にクレームとつける事
     は出来ません。
[2] オークション会社の特徴は下見会を実施しており、現品売りが原則でお客様が商品を
     落札し、購入された作品や額装に瑕疵(キズ、シミ、カビ、退色、ひび割れ、剥離等)が
     あっても返品や取替えが出来ないのが世界共通のルールです。
     これはオークション会社の性格は出品者と落札者の商品売買を仲介する立場でその
     売買の手数料を得る為の営利会社であり、法律的に事故の責任は免責されます。
     これは各国共通(イギリスを除く)のルールとなっております。




◆ 《展示販売会社系の場合》
[長 所]
[1] 流行作家の新作などがいち早く紹介され、数も豊富である。
[2] 人気商品は発売時価格で購入出来るため、値上がりを期待できる商品も一部ある。
[3] イラストレーター等の特定作家の作品数が豊富でイラスト系作品の受注には対応力
     が強い。
[4] 内外の有望新人作家を発掘し、独自に作家を育てる努力をしている。
 
[短 所]
[1] 作家との契約に縛られる為、価格調整が不可能となり、また、作家の宣伝活動など
     の経費がかさむため、その分一般画廊と比較して販売価格が割高となっている場合
     がある。
[2] 購入した商品の全てが値上がりを期待出来る訳ではない。
[3] 基本的には顧客より、買戻しには応じていない傾向にあるようです。




◆ 《百貨店の場合》
[長 所]
[1] お店の伝統と信用を重視している為、顧客には安心感がある。きれいなイメージが
     ある。
[2] 幅広い商品受注に応対が可能である。


[短 所]
[1] 出入り業者などへの中間マージンの支払いが派生するため、その分価格が割高と
     場合がある。
[2] 百貨店法により顧客より、商品の買取りが出来ない。




◆ 《画廊の場合》
[長 所]
[1] 美術商は一般に専門職といわれており、専門知識が必要です。そのため、年数の
     古い老舗の画廊ほど多くの顧客数と信用度がある。

[2] 第三者(受託販売業者・・・デパートや委託先同業者)への中間マージンの支払いが
     派生することが無いため、その分の支払い分を顧客に還元し、安くご紹介すること
     が可能となる。

[3] お客様がネットオークションや、インターネットで商品購入をされた場合、
     「通信販売法」では通常、クーリングオフ(購入商品の解約)の適用は不可能となり、
     キャンセルは出来ませんが、弊社では お届けになった商品が説明無く、表示されて
     いる商品と著しく、イメージが異なっている場合、無条件でキャンセルに応じており
     ます。

[4] 業界に精通している画商であるならば、顧客の難しい注文にも経験を生かした仕入
     れの上手さで作品を格安で紹介することが可能である。

[5] 代表者(社長)自身に決定権があるので、独自の判断で顧客の要望に幅広く対応
     出来る。

[6] お客様からの商品の下取り、買取り、買戻しの相談に応じる慣習がある。
     買戻しの掛け率はすべてが同率でなく、その時代の相場や、お店によって比率が
     異なります。



[短 所]
[1] 生存競争の厳しい業界なので創業年数の短いお店ほど、顧客からの信頼度が低く
     見られがちで、顧客との信頼醸成にかなりの年数を要する場合がある。

[2] 作家の同一版画作品であっても、お店によって価格が全て違い、統一価格が存在
     しない。これは顧客の購入心理を惑わす一因で短所であるが、商品が安価である
     時は顧客にとっては利点(長所)でもある。




  【2】そして、"信頼と安心のおける美術商と付合う(確保する)"ことが肝要です。  



  メールや電話、又は直接訪問での会話等でコミニュケーションを重ねることで、お互いに
信頼醸成が構築されるようになります。

   ◆ 美術業界には5件程(東京地区)の協同組合組織があり、入会に際しその全ての組合
が厳しい入会条件を付けております。

   このうち、どれかの協同組合に所属している加盟店は全て、厳正なる入会審査をクリアー
されて選ばれた画商(美術商)であり、顧客、同業者から優良業者として認知されております。 

   業界における社会的信用度(経済性、人格・人間性)等の風聞の悪い業者は入会時にお
ける選挙で入会信任投票が得られず、落選(入会拒否)の憂き目に合うことは必須であります。

   この様に協同組合入会に際してはいくら、沢山のお金を所有していたとしても必ず入会出
来るとは限りません。

   全国には美術商の仕事に従事している人間は数万人いると言われますが、一つの組合に
所属する組合員数は約50人〜80人位です。   これも購入する場合の信用の目安にされる
と良いと思われます。

   但し、組合未加入業者全てが信用力が無いとは言い切れません。古い組合ほど保守的で
排他的な部分が多く見受けられ、若い画商さんには不人気で敬遠されている傾向もあります。
組合未加入業者さんでも真面目で良心的な業者 の方も沢山いらっしゃいます。





インターネット通販でよく使われるのがクレジットカードによる支払いです。
通販会社のホームページに自分のクレジットカードの番号を入力する場合に
はホームページのセキュリティがしっかりしているか確認することが大切です。

ネット通販はまだ歴史が浅く、対応に不慣れな会社も多くあります。くれぐれ
も慎重に利用しましょう。



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